【千体の雛祭り】須坂アートパークの30段飾りを見にいこう!見所を詳しく紹介!

旅行記

3月3日といえば雛祭り。季節限定のイベントというだけで胸が躍りますよね。

今回は、雛祭りを一大イベントとしている須坂アートパークの紹介となります。

合わせて一緒に遊べる周辺施設も紹介しておりますので、最後までお楽しみください。

30段飾り千体の雛祭り

季節限定イベント【千体の雛飾り】

長野県須坂市にある須坂アートパークで毎年開催されている恒例イベント『三十段飾り千体の雛祭り』

令和5年で17回目迎え、多くの来場者が訪れるイベントとなっています。

雛人形はどこに飾られているの?

雛人形が飾られている会場は『世界の民族人形博物館』『須坂版画美術館・平塚運一版画美術館』『歴史的建物園』の3か所となっており、会場によって飾られ方・雰囲気が異なるため、全ての会場を見て回りましょう。

1つ目に、メイン会場である世界の民族人形博物館』に並べられた30段飾りとなります。

壁一面に並べられた雛人形は、時代によって着物や表情が変わっているそうで、じっくり見て違いを見つけてみましょう。

また、同じ会場でつるし雛』も飾られており、かわいらしく会場を彩ります。

2つ目として、『版画美術館』のホールにも大きな雛段が飾られています。この会場にある雛人形はここだけとなりますので、じっくり味わっていきましょう。中心にある窪みに子供を座らせるときれいに写真が撮れますので、記念に撮ってみてはいかがでしょうか。

3つ目に、『歴史的建物園』内に飾られた雛人形となります。この施設内には3つの建物があり、それぞれに雛人形が飾られています。

江戸時代や明治時代の建築物が再現されたこの施設では、和室と雛人形の雰囲気がマッチしており、むしろこの飾り方の方が華があるのではないかと思わせてくれます。

私としては、古民家の茶色をベースとした色調に雛人形の赤い敷物が映えてとても美しく思えました。華やかさはありませんが、日本の美を感じることができる、おすすめの場所です。

屋外からも古民家と雛人形を見ることができます。この雰囲気最高ですよね。ぜひこの位置から雛人形を眺めてみてください。

お雛様なりきり体験

期間中の土日祝日では『お雛様なりきり体験』をすることができます。会場は『世界の民族人形博物館』になります。

お雛様なりきり体験

貸出料
こども衣装:500円
おとな衣装:700円
※簡単に着付けられる衣装なので、同伴者で着付けを行ってください。

開催時間
午前の部:10:00~11:30
午後の部:13:30~15:00

先着5名

予約不要

須坂アートパークより

予約は不要となっていますが、午前・午後の部ともに先着5名となっているため、体験したい場合は会場に行ってすぐスタッフさんに確認しましょう。

私は日曜の10時ごろ会場に着きましたがすでに予約でいっぱいでした。この体験をメインに考えるなら電話で問い合わせてもいいかもしれません。

世界の民族人形館博物館の施設紹介はこちらをクリック

開催期間はいつまで?

このイベントは1月14日から4月16日まで開催しています。

近くにある臥竜公園では4月1日から4月23日まで『桜まつり』が始まりますので、合わせて楽しむことも可能です。

滞在時間について

3施設全てを回っても、1時間あれば十分見て回ることができます。ついでに版画や民族人形を合わせても1時間30分かかるかどうかになります。

子供を連れて行く場合は不完全燃焼になりかねませんので、近くにある臥竜公園・須坂市動物園とセットで行くことをおすすめします。

施設紹介&アクセス

田舎ごりら
田舎ごりら

イベントによって入館料が変わることがあるよ!

雛祭りのイベント中は共通券で入館料は600円』だよ!

※高校生及び18歳未満の方の入館料は無料

須坂アートパークの施設紹介

須坂アートパークとは『須坂版画美術館・平塚運一版画美術館』『世界の民族人形博物館』『歴史的建物園』の3施設の総称となります。雛祭りの会場となっている施設のため、それぞれ紹介していきます。

須坂版画美術館・平塚運一版画美術館

施設情報

住所:〒382-0031 長野県須坂市大字野辺1386-8

TEL:026-248-6633

営業時間:午前9時~午後5時

定休日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)
    「三十段飾り 千体のひな祭」開催中は休館日なし
    展示替等のため臨時休館あり

入館料:300円(通常)

須坂版画美術館・平塚運一版画美術館より

駐車場から美術館の方に進むと最初に見えてくる施設になります。まず、この施設で共通券を買いましょう。

また、施設内にはキッズルームも用意されており、お子さんが小さい場合は雛人形を見る前に捕まりますので気を付けましょう。位置としては、入口の右側になります。

世界の民族人形博物館

施設情報

住所:〒382-0031 長野県須坂市大字野辺1367-1

TEL:026-245-2340

営業時間:午前9時~午後5時

定休日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)
    「三十段飾り 千体のひな祭」開催中は休館日なし
    展示替等のため臨時休館あり

入館料:300円(通常)

世界の民族人形博物館より

この施設の2階には展望室があります。

天気が良ければ『北信五岳』を眺めることができます。奥のソファの前に展示パネルが置かれており、山の名前が書かれているため、休憩しつつ眺めてみてはいかがでしょうか。

北信五岳とは『飯縄山、戸隠連峰、黒姫山、焼山、妙高山』だそうです。風景としてはとてもきれいなので、分からなくても楽しむことができます。

歴史的建物園

世界の民族人形博物館から北側を見ると立派な門を見つけることができます。その長屋門と入った先の施設を合わせた4施設が『歴史的建物園』となります。

門の先には旧牧家』『旧須坂藩の武家長屋』『元板倉家と並び、それぞれ当時の趣を残したまま忠実に再現されています。各施設には須坂市教育委員会の解説もありますので、雰囲気を味わいつつ歴史を学んでみてはいかがでしょうか。

施設情報

住所:〒382-0031 長野県須坂市大字野辺1386-8

TEL:026-248-6633
※問い合わせは『須坂版画美術館』まで

営業時間:午前9時~午後4時30分

定休日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12/29~1/3)

入館料:無料

歴史的建物園より

アクセス方法について

車で行く場合は、最寄りのICは須坂長野ICになります。ICを降りてからは10分ほどで到着します。

途中で北信濃くだもの街道を走るのですが、道の両脇にぶどう畑が広がっています。フルーツの須坂市を感じることができますので、風景を楽しみつつ移動してみましょう。

アクセス

○上信越自動車道 須坂長野東インターより5km【車で約8分】
○JR長野駅より長野電鉄特急15分 須坂駅下車タクシーで約8分
○長野電鉄須坂駅から市民バス
 <仙人線>乗車約10分「アートパーク入口」けしゃ徒歩3分
 <米子線>乗車約7分「県民グランド入口」下車徒歩10分

世界の民族人形博物館より

駐車場について

30台ほどが駐車できる無料駐車場があります。

駐車場の周りには桜が植わっているそうで、春にはそれはきれいに咲くとスタッフの方に教えてもらえました。周辺施設でも紹介しますが、桜の名所としても有名な臥竜公園の時期に美術館と一緒に楽しむのもいいですね。

周辺施設

須坂アートパークから車で3分、徒歩10分ほどのところに桜の名所の臥竜公園があります。その敷地内には、須坂市動物園もありますので、合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。

田舎ごりら
田舎ごりら

雛祭りと花見をセットで楽しむことができるよ

ただ、その時期はすっごい混むから注意してね!

臥竜公園

桜の名所100選にも選ばれた、長野県屈指の『桜の名所』になります。中央の池の周りにソメイヨシノが並び、桜が水面に反射して風情ある雰囲気を感じることができます。

今年も4月1日から23日まで『臥竜公園さくらまつり』が開催されるため、須坂アートパークの雛祭りと合わせて行ってみてはいかがでしょうか?

私も何回か臥竜公園に桜を見に行っているのですが、満開を過ぎて、散った桜が池に浮いているのが好きなんですよね。木にも桜が残りつつ、池に落ちた桜が集まって水面が桜色となっているのは、なかなかに素敵な景色となります。

満開の桜を楽しんだ後に、時間があればその時期にも行ってみてはいかがでしょうか。

須坂市動物園

臥竜公園の敷地内にある動物園となっており、桜の時期は臥竜公園の煽りを受けてとても混みますので、動物園を楽しみたい場合は、それ以外の時期に行きましょう。

入園料が『大人:200円』、『小中学生:70円』と、破格の値段過ぎて逆に不安になる市営動物園になります。

内容としては、普通に楽しめる動物園です。値段が安いからといってサービスが悪いとかそういうことはありませんので、安心して行ってみてください。

施設情報

住所:〒382-0028 長野県須坂市臥竜2-4-8

TEL:026-245-1770

営業時間:午前9時~午後4時45分(券売は午後4時まで)

定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)

須坂市動物園より

まとめ

今回は、須坂アートパーク『30段飾り千体の雛祭り』の紹介でした。

昔は7段飾りが和室に飾られ、華やかな家族のイベントとして定着していました。今では、生活環境の変化から大きな雛人形を飾るよりかは、小さくても可愛くデザイン性が良いものが増えてきたように思います。

また、時代によって飾り方だけでなく、雛人形そのものの着物や表情も変化してきました。

しかし、雛人形に込められた子供の健康と幸せを願う気持ちは今も昔も変わるものではありません。

博物館と版画美術館では、寄付によって集まった雛人形を飾っています。様々な理由により飾られることのなくなった雛人形がここで日の目を見るのです。

時代や世代を越えても変わらぬ願いが込められた『須坂三十段飾り千体の雛祭り』で季節限定の体験をしてみてはいかがでしょうか?

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