長野県松本市にある『弘長寺(こうちょうじ)』。
信濃あじさい寺として有名なお寺で、90種1,000株もの紫陽花が植えられています。
紫陽花はお寺の横に庭園として植えられており、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり見て回ることができます。
6月末から7月中旬まで紫陽花を楽しむことができるため、長野県内で見行く場所を探している方はぜひ候補地としてみてください。
それでは、「あじさい寺の弘長寺」を詳しく紹介していきます。
あじさい寺『弘長寺』
弘長寺の庭園には、6月下旬から7月中旬まで1,000株もの紫陽花が咲き誇ります。お寺の『あじさい寺』と銘打っている石碑が、紫陽花の素晴らしさを物語っていますね。
紫陽花の庭園は、お寺のすぐ横に作られています。庭園の中には、赤い橋が架かった蓮池もあり、和風の雰囲気が漂います。
まずは、この庭園への行き方を紹介し、順路に沿って全体を紹介していきます。見ごたえのある庭園の雰囲気を感じていただき、ぜひ旅行の参考にしてみてください。
紫陽花の庭園を歩く
駐車場からお寺向かって右手側に進むと、紫陽花の庭園に進むことができます。
『順路』の看板から紫陽花の庭園に進んで行くと、紫陽花に囲まれた通路となっており、どこを歩いても雰囲気の良い場所となっています。
『順路』の看板を過ぎた場所から、全体を眺めると下の動画のようになります。これは、6月下旬の紫陽花の様子となっています。
通路には大きな紫陽花が植えられており、小さい子供を連れていると、陰に隠れて見えなくなってしまうため、目を離さないようにしましょう。
また、庭園には蓮池があり、赤い橋が紫陽花と並んでとてもきれいに映えます。ここは撮影スポットにもなっているため、忘れずに写真に収めておきましょう。
庭園の順路の看板通りに進むと、森に案内されているような気持ちになります。
傾斜を上った先にも紫陽花
本堂に沿って一段上がった場所から、庭園を一望することができます。階段から上ってもいいですし、順路通りに歩いても着く場所となっています。
段差上から庭園を眺めると下の動画のようになります。傾斜地に咲いた紫陽花がとてもきれいです。
少し注意したいのが、ここから順路通り進むと、本堂の裏に進んで行くことになります。
ここから本堂へ下る場所が傾斜地で足場がそこまで良くありません。
「滑るため注意」と看板も出ていることから、雨が降った次の日など、足元が悪い場合は無理に行かずに、本堂の正面から裏手に回った方が安全に紫陽花を見て回ることができます。
本堂の後ろは、とてもきれいな光景となっているため、せっかく来たなら見て欲しい場所ではあります。
滞在時間はどのくらい?
庭園と本堂の裏の紫陽花を見て回って、50分あれば十分見て回ることができます。
順路に沿って歩くと本堂の裏に進むのですが、メイン会場は本堂横の庭園となっています。本堂の裏には墓地と傾斜地に咲いた紫陽花があります。
また、松本市には他にも「あじさい寺」と呼ばれる『法船寺』があります。
こちらのお寺は、主に境内に紫陽花が植えられており、弘長寺より『はるかに短時間』で楽しむことができる場所となります。
松本の街並みを一望することもできるため、紫陽花の背景に街並みがあるといった新鮮な楽しみ方ができるお寺となっています。
施設紹介&アクセス
弘長寺
住所:松本市寿小赤2004番地
電話番号:0263-58-2961
駐車場
お寺の正面に無料駐車場があります。
私が6月下旬に行った時には、スタッフの方が駐車場の入り口で交通整備をしていたため、混乱することなく駐車することができました。
弘長寺の入り口は一本道で、すれ違いができない道となっています。先にも書きましたが、スタッフの方が弘長寺の入り口にもいますので、指示に従って進むようにしましょう。
アクセスの紹介
最寄りのI.Cは長野自動車道の塩尻I.Cか塩尻北I.Cとなります。どちらも車で10分ほど走れば着きますが、塩尻北I.Cの方がわずかに近くとなっています。
そこまで違いはないため、無理に塩尻北I.Cで降りずに移動に支障がない方から行くようにしましょう。
まとめ
今回は、長野県松本市にある『あじさい寺の弘長寺』について紹介しました。
ここは紫陽花の庭園を楽しめるお寺となっており、紫陽花の数も多いことからゆっくり見て回るには適した会場となっています。
大木に囲まれた自然豊かなお寺と、紫陽花に囲まれた庭園を味わいたい方は、ぜひ弘長寺に足を運んでみてはいかがでしょうか。
それでは、また別の記事で会いましょう。
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