芝生を枯らさない除草剤『MCPP』。実際の効果と注意点を徹底解説!

趣味と学び

きれいな芝生は憧れですよね。

ただ、その「きれいな芝生」を維持するのはとても大変です。特に何が大変かと言うと「雑草対策」です。

青々とした芝生の中に、クローバーやスギナ、そしてタンポポ…抜いても抜いても埒が明きません。

そんな時間の無駄を解決し、一気に枯らしたいなら除草剤「MCPP」の出番です。

今回は、そんな「MCPP」を野芝で実際に使った時の『効果と注意点』を合わせて紹介していきます。

芝生の雑草に悩んでいる方、芝生の除草剤を探している方は、ぜひ最後までご覧ください。

芝生の除草剤「MCPP」の効果

みなさんが一番に気になる所として「本当に雑草が枯れるのか?」と思います。

雑草まみれの芝生が、除草剤「MCPP」によってどのようになるかを『散布前と散布後』の比較として紹介します。

散布「前・後」の比較

芝刈りをしてから1週間が経過し、雑草が目立ち始めたころの芝生に150倍希釈のMCPP(展着剤入り)を散布します。

※芝生:約50㎡、散布量:4.5L(MCPP:30ml、展着剤:5ml)

ちなみに、展着剤は他の用途で買った「グラミンS」を使っています。特にこだわりはありません。

散布前

全体的に雑草が生えてきている状態です。

この状態の芝生に除草剤を散布していきます。

散布後

散布してから2週間後の芝の様子です。

芝全体の雑草が枯れて、葉が細くなっているのが分かります。また、芝は枯れていません。

雑草に注目すると、枯れている様子が分かります。

雑草の茎と葉が茶色く変色していますが、周りの芝に変色は見られません。

ここまで全体の雑草が枯れているのが確認できれば、後は芝刈りをするのみです。

除草剤の雑草への効果と、芝への影響がないことが伝わったでしょうか。みなさんも雑草に困っている場合は検討してみてください。

芝が枯れることはないの?

大切な芝生の雑草を無くすために除草剤を散布しているのに、枯れたら大変なことですよね。

今回、紹介している『MCPP』は芝を枯らさずに、雑草のみを枯らす理由を紹介していきます。

選択制の除草剤

この除草剤は、芝といった『イネ科の植物』への作用がほとんどなく、広葉雑草やスギナといった雑草に作用する選択制の除草剤となります。

また、雑草への作用として『葉茎』から液剤が浸透し、ピンポイントで防除することができます。

よく芝生にへばりつくクローバーや、

大量に繁茂するスギナについても高い効果を発揮します。

ただ、キク科のたんぽぽについては、効果が劣ってしまうそうです。効かない事はありませんが、たんぽぽをメインに駆除したい場合は別の除草剤を検討してみましょう。

希釈率と散布方法

上記でイネ科には作用がほとんどないと記載しましたが、適切な濃度で使用ないと黄変といった薬害が生じる可能性があります。

使用方法に沿って、適切な希釈率、散布方法で使用するようにしましょう。

希釈率

MCPPの希釈率として、100~200倍で使用します。

また、1㎡あたり0.5~1mlの薬剤の散布が適量となっているため、芝生の面積をあらかじめ算出しておきましょう。

例)芝生50㎡の場合

MCPP:50ml(1㎡あたり1mlを想定)

希釈率:200倍⇒総量が『10L』となるように希釈

年間の使用回数も制限があり、3回までとなっています。

使用する時期については、雑草の生育期が適切です。

具体的には、春から初夏にかけて、夏から秋にかけてと、雑草が目立つ時期に合わせて使用していきましょう。

散布方法

MCPPの散布量を適切にするため、噴霧器を使用するようにしましょう。

薬剤を混ぜて撒くだけなら、じょうろ』でも良いのではないかと思う方もいるかと思います。

じょうろだと、撒いた時に一か所に大量に水滴が落ちてしまい『均等に撒くこと』『適切な量を撒くこと』が難しくなります。

除草効果や薬害を考えると、間違いなく噴霧器一択です。

噴霧器自体は高いものではないため、長く使っていくことを考慮した物を選択しましょう。

参考としてうちの芝生は「50㎡ほど」のため、4L用の噴霧器を使用しています。使った感じだと、適切なサイズという感覚です。

何度も薬剤を作るのがめんどくさいからといって、大きな噴霧器を購入すると、それだけ重くなるため、欲張って大きいものを買うのは控えた方が無難です。

また、電池式の噴霧器もありますが、粘性があるもの、展着剤を入れて散布するようなものは、長く使っていると詰まってしまうことがあるため、手動で噴霧するものを選びました。

ちなみに、この噴霧器はレバーが固定できるため、ずっと握り続ける必要がないのが嬉しいところです。

レバーを握って奥に押し込むと、解放状態でロックされます。

握って手前に戻すと、ロックが解除されます。

使用時の注意点

ここからは、実際に使う時の注意点となります。

休みの時間を割いて、除草剤を散布するため、効果が期待できる適切なタイミングで使用するようにしましょう。

芝刈りの『前』

まず大前提として、MCPPは『葉と茎』から浸透する薬剤です。

そのため、芝刈りをして雑草を短くしてしまうと、効果が薄れるというか、ほとんど効果が期待できません。

下の写真は放置しすぎですが、しっかり雑草の『葉と茎』に薬剤が散布できるタイミングで使用していきましょう。

芝刈りは、雑草が枯れているのを確認した後です。

散布直後の雨に注意

薬剤は、適切な希釈率と使用量に沿って散布する必要があります。

散布した直後に雨が降ると、それらの分量が変わってしまうのと、葉と茎についた薬剤が流れてしまいます。

ただ、散布後にずっと晴れである必要はなく、散布後に薬剤が乾くことが効果が期待できる基準となっているようです。

あくまで散布直後の雨を避けることが大切です。

気温に注意

気温によって、『MCPPの効果』と『芝への薬害』が異なるため、念頭においてから散布するようにしましょう。

MCPPの効果

気温が10℃を下回ると『除草効果が劣る』ため、寒くなってくる時期の取り扱いには注意しましょう。

ただ、秋の後半になり気温が下がってくると、雑草も減ってきますよね。

あえて寒い時期に、少なくなった雑草の除去に散布もしないため、とりあえずそんな話があったな程度で問題ありません。

芝への薬害

こちらの方が問題で、高温の時期では、薬害が生じやすくなります。

夏の炎天下が続く日に、雑草がどうしても気になって散布する際には、薬剤の最低使用量(1㎡あたり0.5ml)で使用するようにしましょう。

ただ、薬害が出たからといって芝が枯れ果てることは基本的にはありあません。

芝の先が黄色く変色するのみのため、成長と共に緑の部分が伸びて元に戻りますので、そこは安心して使っていきましょう。

まとめ

今回は、芝用の除草剤『MCPPの紹介をしました。

芝をきれいに維持してくために必要な『雑草対策』を薬剤で処理していくスタイルです。

薬剤の効果は、散布の前後の写真を見ていただくのが一番簡単かと思いますが、やはり雑草は薬剤で一掃するのが一番簡単です。

使用するにあたっての注意点さえ守れば、あとは定期的な芝刈りのみできれいな芝生を維持することができます。

みなさんの面倒ごとである雑草の処理の参考になれば幸いです。

それでは、また別の記事で会いましょう。

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