群馬県安中市にある『秋間梅林』。
高崎市の『箕郷梅林』と『榛名梅林』を含めたぐんま3大梅林のうちの一つです。
毎年、2月中旬から3月下旬まで梅の花を楽しむことができ、日によって各種イベントが開催されています。
今回は、ぐんま3大梅林の一つ『秋間梅林』について、開花情報からアクセスと駐車場まで紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
※ぐんま3大梅林のどこに行ったらいいか迷っている人は、まとめ記事をご覧ください。
会場の雰囲気や散策のしやすさなど、各会場を比較してどんな方におすすめかをまとめています。
秋間梅林祭の紹介
秋間梅林祭とは
群馬県安中市にある『秋間梅林』は、毎年2月中旬から3月下旬にかけて秋間梅林祭が開催されています。秋間梅林は、約60年の歴史があり開花時期には35,000本の紅白梅が咲き誇る一大梅林です。
秋間梅林祭は、梅林ウォーキングといった梅の花を見て回るものに加え、安中市物産展やマルシェといった地元の商品を楽しむことができます。
また、和太鼓の演奏や管楽アンサンブルとったイベントも予定されており、楽しめるイベントも盛りだくさんです。
原風景と梅の花
私が秋間梅林で面白いなと感じたのは、田舎ならではの風景と梅の花がきれいに合わさっているところでした。下の写真では、傾斜地に梅が並び昔ながらの風景に彩を加えています。自然な風景の中に懐かしさを感じてしまいました。
昔ながらの原風景と言っていいのかもしれません。秋間梅林祭の会場とはまた違った楽しみ方ができるため、自然な雰囲気を楽しみたい方は全体を見て回ってみてはいかがでしょうか。
イベント会場はどこにある?
秋間梅林のイベント会場として、案内図の中心にある観光案内所から左側の通路沿いに売店やマルシェが開催されています。
2月24日~3月18日の期間では、ライトアップも実施されており、夜桜ならぬ夜梅を見るとこができます。開催日が限定されていることから、見に行くときは日時を事前に確認しておきましょう。
金曜と土曜の18時から20時ということだね!
ライトアップの会場は観光案内所の隣の広場になります。ウッドチップで通路が作られており、歩きやすいように配慮がされていました。会場内にはイスも置かれているため、休憩しながら梅の花を眺めることもできます。
また、梅林祭の期間中には、梅の家の周囲でマルシェが開催されています。私が会場に行った時には、軽食や雑貨、花の苗も売られており、賑やかな雰囲気となっていました。梅の花を見て回るのも楽しいですが、こういったイベントも合わせて楽しめるのが秋間梅林の良い所ですね。
会場にはどうやって行くの?
案内図を使って説明するからよく見てね!
狭い道を車で行くか、傾斜を歩くかの2択になるから、どっちがいいか選んでね!
狭い道を車で行った場合
案内図の大型車両侵入禁止の道から入り「一方通行となる道」を通り会場まで行くルートになります。イベント会場付近まで車で行くことができますが、なにせ道が狭いうえに、会場周辺は人が歩き回っているため、運転するのに気を遣うことになります。
ただ、イベント会場なだけに駐車場周辺にはスタッフの方も多くいるため、何においても迷うことなく駐車と入出庫をすることができます。
加えて、傾斜を歩かなくいいため疲れないのがメリットです。観光案内所周辺は平坦な道も多く、歩くのが苦になりません。
傾斜を歩きたくない方はこちらを選ぶことをおすすめします。
傾斜を歩く場合
案内図右側の道の「うぐいす」「ふじや」周辺の駐車場から傾斜道を通ってイベント会場まで行くルートになります。
観光案内所が頂上と言われているだけに、ずっと傾斜が続きます。その代わりに、駐車場は広めでそこまで混むこともなく、歩くのが苦にならない人はこちらを選ぶことをおすすめします。
見頃はいつ?【開花情報】
私が秋間梅林に訪れたのは3月上旬だったのですが、全体としては6分咲きぐらいで花が咲きつつも、蕾もあるという状況でした。
ライトアップ会場である頂上付近(観光案内所の広場)では、紅梅の花がきれいに咲いていました。梅の品種によって咲く時期が違っており、この会場では3月上旬に行ってもきれいな梅の花をみることができます。
また、白梅でも場所によってはきれいに咲いている場所もあり、3月になれば場所によってはきれいな梅の花を見ることができます。
ただ、全体としては、3月の2週目以降の方が秋間梅林を散策した時にきれいに咲く梅の花を見ることができます。その年の気温等環境によって差はあるかと思いますが、白梅が一面に広がるのを見るためにはそのぐらいの時期が適切かと思います。
滞在時間はどのくらい?
1時間30分から2時間は必要となるイベントです。
駐車場を案内図の右側「うぐいす」「ふじや」方面から傾斜を歩くルートにするのであれば、イベント会場まで20分ほど歩くことになります。また、イベント会場で買い物や食べ歩きもするのであれば2時間は必要となってきます。
イベント会場まで車で行き、イベント会場と観光案内所周辺のみを楽しむのであれば、1時間30分あれば見て回ることができます。
何をメインに秋間梅林に行くかで滞在時間も変わってきますので、みなさんの予定を組む参考にしてみてください。
施設紹介&アクセス
住所:群馬県安中市西上秋間大吹672
問い合わせ:安中市観光経済課
電話:027-382-1111
駐車場はどこにある?
秋間梅林の駐車総数は800台あるそうです。案内図にもありますが、各所に点在しておりますので利用方法によって駐車場所を検討してみてください。
案内図を使って駐車場の場所を説明するね!
前にも言ったけど、歩くか狭い道を車で行くかの2択になるよ!
有料駐車場(土日祝)
案内図右側の道の「あぐいす」「ふじや」の道向かいにある有料駐車場です。土日祝のみ500円を駐車料金として支払う必要があります。
私はこの駐車場を使い、傾斜の道を通って会場まで歩くルートを選びました。
こちらの駐車場の良い所は、きれいな公衆トイレがあるということです。多目的トイレも設置されており、子供のおむつを替えたい場合など、この駐車場を使えば間違いありません。
駐車場から道路を挟んだ先が、会場への通路となっています。見通しが良い道ではありますが、信号がないため、よく確認してから渡るようにしましょう。
ただ、何度もお伝えしますが、この駐車場からイベント会場まで行くには傾斜を歩く必要があります。歩くのがあまり得意ではない方はイベント会場周辺の駐車場を使いましょう。
無料駐車場
案内図右下にある市営の無料駐車場となります。
道を走っているといきなり看板が現れるため、この場所を知らないと普通に通り過ぎます。しかも、イベント会場まで遠いため、『無料で駐車したい方』は候補に入れてみてはいかがでしょうか。
イベント会場の駐車場
案内図の大型車進入禁止から入っていく駐車場となります。
こちらは、狭い道を進んで行った先にあるのですが、スタッフの方が交通整備をしていることもあり、イベント会場周辺で観光したい方にはおすすめの駐車場となっています。土日祝日は有料駐車場となっているそうです。(駐車料金は確認していませんでした…)
上の写真は第一売店の駐車場ですが、他にも何か所か駐車場が用意されていましたので、ご利用の際はスタッフの方の誘導に従ってみてください。
アクセスの紹介
最寄りICは、上信越自動車の松井田妙義ICとなります。
松井田妙義ICから県道122号線を通って20分ほど走ると秋間梅林に到着します。GoogleMapでは秋間梅林と検索すると出てきますが、検索先が「秋間梅林市営第二休憩所」となっているか確認しましょう。
まとめ
今回は、秋間梅林について紹介してきました。
昔ながらの懐かしい風景に、梅林がきれいに映える観光地となっていました。また、イベントも力を入れていることから、そちらをメインにしても十分楽しむことができます。
3大梅林としては、『梅を楽しむことに加えて、イベントも楽しみたい』という方には特におすすめとなります。
秋間梅林で梅の花とイベントを同時に楽しんでみてはいかがでしょうか?
それではまた、別の記事で会いましょう。
ぐんま3大梅林をまとめてあるから、他の梅林についてもぜひ読んでみてね!
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