ふと換気扇や軒下を見ると『蜂の巣』があって驚いた事ありませんか?
出来たての巣ならまだしも、大きくなっていたら危険で手が付けられません。
何においても大切なのは、巣が大きくなる前に駆除する『初期対応』です。
蜂の巣の駆除は、小さくても近くに寄ると危険なため『ある程度の距離から駆除できる強力なスプレーが必要』となります。
小さな蜂の巣を今すぐ駆除したい方、おすすめのスプレーを探している方は、ぜひ最後までご覧ください。
蜂の巣は最強スプレーで駆除しよう
最強スプレー『スズメバチジェット』
私は、数多くの蜂の巣を駆除してきましたが、駆除する時は絶対にこのスプレーを使います。
速効性と噴射の勢いが、今まで使ってきたスプレーの中で一番信頼できるためです。
もし生きた蜂が巣に残ってしまったらと思うと、蜂の巣の駆除をする気もおきません。それだけ蜂の駆除は気を使うものとなります。
また、様々な蜂などにも対応できるため、汎用性にも優れています。
どのような蜂を駆除するか悩んでいる方は、以下の「効果のある蜂の種類」を見てみましょう。
効果のある蜂の種類
スズメバチジェットという名前なだけに、まずスズメバチに効くことは分かります。
上の写真は、キイロスズメバチで軒下や屋根裏に巣を作ることが多い蜂です。よく聞く『スズメバチ』というと、この蜂をイメージする方が多いかと思います。
ただ、注意したいのは『オオスズメバチ』には絶対に使用してはいけません。
オオスズメバチは土の中に巣を作ることが多い蜂で、毒性と攻撃性が強く大変危険です。
羽音と大きさが通常の蜂とは比較になりませんので、本能で近づいてはいけないと感じることができます。
つまり、大きく肉厚で、本能が危ないと教えてくれた場合は、必ず業者さんに駆除してもらうようにしましょう。
では、そのスズメバチ以外に他に効果のあるものを一覧としました。
- アシナガバチ
- クマバチ
- アブ
- ブヨ
この一覧で実物をイメージするのは難しいかと思います。
この疑問は、スズメバチジェットのサイトで解説があり、『飛んでいる蜂らしき生き物には効果がある』と思っていいそうです。(製品Q&Aよくある質問より)
とてもざっくりした解説ですが、つまり汎用性が高いということです。
この一覧の中で一番使用する頻度が高いものを挙げるとすると、『アシナガバチ』になります。
では、実際にこのスプレーを『アシナガバチ』に使った時に、どのような使用感になるのかを紹介していきます。
実際に使用した様子
ここからは実際に蜂の巣に向けてスプレーしている様子が出てきます。
写真と動画には、蜂が密集しているものがでてきますのでご注意ください。
スプレーの噴射
適正距離は2~3mで、新品から使用すると35秒ほどで空になる強力な噴射となっています。
それでは、蜂の巣に向かいましょう。
蜂の巣を駆除する
アシナガバチの巣で、直径5センチ、蜂の数も2匹ほどでこれから働きバチが増えることを考えると、今が駆除しやすい頃合いです。
それでは、スプレーを噴射してみます。
速効性のある成分のため、蜂にかかった瞬間に身動きがとれなくなります。落ち着いてしっかり狙ってスプレーをかければ、安全に駆除することができます。
みなさんも蜂の巣を見つけて、駆除しなければならない状況となったら、このスプレーを使い安全に駆除してみましょう。
※私は朝一に処理することが多いのですが、基本的には日没後にすべての蜂が巣に戻って静かになっていることを確認してから、駆除するようにしてください。
使用時の注意点
『スズメバチジェット』が素晴らしいスプレーである事は伝わったかと思います。
ただ、どんなに効果的なスプレーであっても使い方を間違えると、効果や安全性に問題がでてきてしまいます。
以下に注意点を挙げていきますので、一度目を通しておきましょう。
巣全体・全ての蜂にかかるように
当たり前の事を書いているようですが、蜂の巣の全体が見えているか必ず確認してください。
屋根裏や窪地にできた巣に、外から噴射しても全体にいきわたらず蜂を全て駆除しきれない可能性があります。
巣を襲われた蜂は、当然ながらすごい勢いで反撃してきますので、一匹でも残すと大変危険です。
何度も言いますが、スプレーを使う際は必ず巣の全体が見えており、蜂全てにかかるという事が大前提となります。
使用する時間帯に注意
蜂は日中に、エサを探したり巣の素材を探しに飛び回ります。
その時間帯に巣にいる蜂のみを駆除しても、飛び回っている蜂を残してしまうことになります。
そのため、日没後に静かに巣に張り付いている時を見計らって駆除するようにしましょう。
暗くなってから巣を駆除する場合、巣にライトを当てると蜂がびっくりして臨戦態勢になる可能性があるため、巣が見えるぐらいで駆除するのがいいかと思います。
風上から風下へ
風向きは、その日によって左右されることもありますが、言いたい事はしっかり巣にかかるかどうかという事です。
加えて、自身にスプレーが返ってきたら大変危険です。
風が強い場合は、無理せず別日に駆除するようにしましょう。
多めに噴射しよう
スプレーを噴射していると、蜂の様子がうまく見えないことがあります。
中途半端で噴射を止めてしまうと、蜂を駆除しきれない可能性があります。
すごい勢いで噴射されるためもったいない気もしますが、長めにかけて安全に駆除するようにしましょう。
慣れてくると、どのくらいで全滅していることが分かるため、特に最初は長めに噴射することをおすすめします。
まとめ
今回は、蜂の巣を駆除するための必需品『スズメバチジェット』の紹介をしました。
蜂の巣を駆除する秘訣は、使用時の注意点を抑えて、安全に確実に処理することです。
このスプレーを使えば、まず失敗することはありません。落ち着いてしっかり全体にかかるように噴霧していきましょう。
ただ、蜂の数が多く、巣のサイズも大きくなってしまった時は、諦めて業者さんに依頼する事も念頭においておきましょう。その基準は本能がストップをかけた時です。
心の平穏を保つためにも、蜂の巣で不安な日々をこのスプレーで終わらせましょう。
それでは、また別の記事で会いましょう。
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